健康に暮らす

2015/02/13

サロン・ド・カンポー 身体の悩みに東洋医学はいかが?

サロン・ド・カンポー 身体の悩みに東洋医学はいかが?

何度も医者にかかっているけれどすっきりしない、または病院に行くほどではないけれど、慢性的な不調に悩まされているという人は意外と多いもの。そんな悩みを抱える人に、自然の恵みをとりいれ、問題の根本に穏やかに働きかける東洋医学がいま注目されています。

とはいえ、いきなり漢方薬、ツボ、鍼やお灸といっても、なじみがないと敷居が高く感じがち。自分の悩みや症状に合わせて、専門家が相談に乗ってくれたら良いのに……と思っているあなたに朗報です。薬剤師として漢方のスペシャリストであり、鍼灸師の資格も持つ髙橋公子さんをお招きし「マダム公子のサロン・ド・カンポー」連載として、ライブリー世代が抱えることの多い症状別に

どの漢方薬を飲んだらいいの?費用や注意点は? 指圧、鍼、お灸は自宅でもできるの?ツボはどこにある?タイミングや方法は?

といった点について、手とり足とりレクチャーしていただきます。


東洋医学とはいったいなんでしょう?

東洋医学とは、湯薬療法(いわゆる漢方)と鍼灸療法、気功、導引(按摩のこと)などの総称のことです。中国大陸で誕生・発展した医学が、7世紀ごろに伝えられ、日本で発達しました。

ここではそのうち身体の内外から症状にアプローチする漢方と鍼灸について取り上げ、西洋医学だけでは解決しきれない身体の悩みを解決してみようと思います。ぜひこの機会に自分の身体とゆっくり向き合い、その本質を改善する東洋医学の可能性を試してみるのはいかがでしょうか。


ツボの押し方にもコツはある!

サロン・ド・カンポーでは、自分で日々できることとして、ツボを指圧したり、ツボにお灸をしたりする場面が登場します。ここでは実際に鍼灸治療の現場で使われていて、ライブリー世代にもおすすめの治療器具のご紹介と、その使い方について説明しましょう。


ツボ指圧の際のポイント

5秒息を吐きながらゆっくり押し、5秒吸いながらゆっくり離すのを5セット繰り返します。朝晩2回行うのがベストですが、夜だけでも。鍼も、呼吸に合わせて息を吐きながら刺すとよいでしょう。 カイロで温めるときは、ツボと周囲を暖める感じで、息を吐きながらちょっと圧迫する感じで10秒押し当て、10秒離すのを3セット繰り返します。こんにゃく湿布も有効です。こんにゃくを15分ゆでてタオルで包み、患部に5~10分おいておきます。

お風呂などで身体を温めた後に、リラックスした状態で指圧すると効果的です。湯船につかりながら押してもよいでしょう。指で押しても良いのですが、お灸や置き鍼の方がより効果を期待できます。ほかにも、ツボに熱いシャワーを当てたり、カイロなどの温かいものを5秒当てる・離すを3回くらいくりかえすことで、お灸の代わりになります。

【置き鍼】

MKC パッチ鍼(しん)

20本入り 1,600円(税抜)
痛みを殆ど感じない安心・安全の日本製。短い鍼(0.6mm)が樹脂で固定されたシール鍼で、ツボにピンポイントで長時間刺激を与えることができます。 2日ではがすのを目安にしましょう。貼ったまま入浴も可能です。


MKパッチ鍼


【お灸】

皮膚表面の温度が高い状態でお灸をするとやけどしやすくなるので、入浴の前後30分は控えて。また、途中で熱くなりすぎたら我慢せず外しましょう。

せんねん灸 太陽

6コ入り 550円(税抜)
火を使わず安全なお灸。におい移りもなく、携帯にも便利です。はるだけで気持ち良い温熱効果を得ることができ、温熱とともによもぎの有効成分が皮膚に浸透します。衣服の中に貼り、そのまま外出もできます。持続時間は約3時間です。


せんねん灸_太陽

カマヤペット

フード付 5,500円(税抜) 内容量:木枠1個・棒灸5本
カマヤペット 6本入 4,600円(税抜) 内容量:棒灸6本
お灸は初めてという人にお勧めです。火を使うお灸なのですが、棒灸で広い範囲が温まり、温度も時間もすべて自分で調節できます。お腹などの広い範囲や、一人で肩や腰などに。

カマヤペット_リサイズ


ツボの押し方について学んだら、さっそく症状ごとに利くツボとオススメの漢方について見てみましょう。第1回目は「冷え性」についてです。肩こりや腰痛、肌あれ、貧血、糖尿病、更年期……と思っているその症状、実は身体の“冷え”から来るものかもしれません。

サロン・ド・カンポー Vol.1「冷え性」を見る
監修者プロフィール
■髙橋公子
平井薬局 勤務
薬剤師
鍼灸師
未病予防カウンセラー

調剤薬局での勤務時、西洋医学だけでは解決しない問題に直面し、東洋医学も志す。その後、漢方薬局で薬剤師として勤務しながら鍼灸師の免許を取得。西洋・東洋医学の見地からの調剤と、鍼灸治療を得意とする。豊富な経験と一児の母である自らの経験を生かし、乳幼児からシニア世代まで身体改善へのカウンセリングも行っている。

漢方は症状や体質によって処方が異なりますので、必ず医師、薬剤師、登録販売師に相談して購入し、用法用量を守って服用してください。現在の症状が悪化する、気分が悪くなる、発熱、咳、呼吸困難などの異常が現れた場合は服用を中止し、ただちに医師に相談を。漢方の服用方法やツボ指圧の注意点など、詳しくはこちらをご覧ください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加